真っ直ぐ伸びる木

ダーリー

2009年05月04日 08:26

GW、久々の連休を過ごしています。
とは言え、仕事をするまで、毎日がGWみたいなものでしたから・・


昨日は、毎年恒例の遅れシーミーでした。
沖縄の世間一般で言われるシーミー時期から少し外して行うのです。
理由は、「世の中が混んでいないから」です。
でも毎年、この時期に行いますので、『世の中は混雑』です。


ところでお墓の近くで、まっすぐ伸びる木に目が行きました。




緑の葉も付くことなく枯れているのですが、まだまだ伸びているようです。
朽ちている感じが全くしません。

こうして見ると、手を広げて太陽を光を浴びている何かに見えませんか?




私達は日々、自然の恩恵の中で過ごしています。
こうして太陽の光を身体で受け、感謝することも必要ですね。

木々は光に向って伸びていきますね。
私達は、やもすれば光を避け、暗がりに進む傾向があります。
それは“楽”な方向と言う意味ですが・・

自然の生きものは、どんな環境でも成長していきます。
カラカラの天候であろうと、土砂降りの雨の中であろうと、
台風、寒波、強烈な夏の日差しでも。
どんな環境に対応します。

生きることは時に厳しく、時に楽しく、そしてまた厳しく。
チョッとした事で折れ易い、心の芯。
どんなことが起きても決してブレない。
この木のように、光に向って真っ直ぐと伸ばしたいものです。

余計なものを抱えたり、飾ったりする必要も無く、
シンプルに“真”と言う想いだけを掲げて。



今、自分の心は折れそうにやせ細っているような状況ではありません。
逆に少しずつ太くなっています。

シーミーですが、ご先祖さまの眠る古いお墓の側で、何故かそれを感じました。
ご先祖さまに感謝。
自然の恵に感謝。
家族に感謝。