真っ直ぐ伸びる木
GW、久々の連休を過ごしています。
とは言え、仕事をするまで、毎日がGWみたいなものでしたから・・
昨日は、毎年恒例の遅れシーミーでした。
沖縄の世間一般で言われるシーミー時期から少し外して行うのです。
理由は、「世の中が混んでいないから」です。
でも毎年、この時期に行いますので、『世の中は混雑』です。
ところでお墓の近くで、まっすぐ伸びる木に目が行きました。
緑の葉も付くことなく枯れているのですが、まだまだ伸びているようです。
朽ちている感じが全くしません。
こうして見ると、手を広げて太陽を光を浴びている何かに見えませんか?
私達は日々、自然の恩恵の中で過ごしています。
こうして太陽の光を身体で受け、感謝することも必要ですね。
木々は光に向って伸びていきますね。
私達は、やもすれば光を避け、暗がりに進む傾向があります。
それは“楽”な方向と言う意味ですが・・
自然の生きものは、どんな環境でも成長していきます。
カラカラの天候であろうと、土砂降りの雨の中であろうと、
台風、寒波、強烈な夏の日差しでも。
どんな環境に対応します。
生きることは時に厳しく、時に楽しく、そしてまた厳しく。
チョッとした事で折れ易い、心の芯。
どんなことが起きても決してブレない。
この木のように、光に向って真っ直ぐと伸ばしたいものです。
余計なものを抱えたり、飾ったりする必要も無く、
シンプルに“真”と言う想いだけを掲げて。
今、自分の心は折れそうにやせ細っているような状況ではありません。
逆に少しずつ太くなっています。
シーミーですが、ご先祖さまの眠る古いお墓の側で、何故かそれを感じました。
ご先祖さまに感謝。
自然の恵に感謝。
家族に感謝。